「疲労」と「訂正」を掘り下げると日本人の精神性がみえてくる2冊
著:近藤一博
世界一の「お疲れ大国」といえる日本だからこそ発見された
「疲労」を引き起こすウイルスとは⁉
「疲労」「うつ」「コロナ後遺症」を繋ぐ研究の最前線がここに!
疲れていても働くのは欧米では「自己管理できないダメ人間!?
疲労のトリガーとなる脳内炎症を抑える物質が対策のカギ!
「過ぎたるは及ばざるが如し」を実証する驚きのメカニズム
こんどう かずひろ:1958年三重県生まれ。大阪大学医学部卒業後、大阪大学附属病院研修医、大阪大学微生物病研究所助手、スタンフォード大学ポストドクトラルフェロー、大阪大学医学部微生物学講座准教授を経て、東京慈恵会医科大学ウイルス学講座教授。同・疲労医科学研究センター教授を兼任。日本ウイルス学会評議員、日本疲労学会理事。著書に『疲労ちゃんとストレスさん』(河出書房新社)など。
著:東浩紀
聞き手・構成:辻田真佐憲
訂正=変節や矛盾とされ炎上しがちなSNSから透けて見える
日本は人の上に立つ者が変化を認めない国ーーー
変化を齎すには「訂正する力」を取り戻すこと!
批評家・小説家でもある現代思想の巨人が
軍歌から近現代史を縦横に渉猟する著述家に
語りつくす「訂正=誤りを認め改める」力の全て
あずま ひろき:1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(河出書房新社)、ほか多数。
つじた まさのり:1984年大阪生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がける。単著・共著多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。