組織の多様性とコミュニケーションスキルを高める2冊
著:戸田久実
◆情報共有だけでなく、感情や価値観のすり合わせが必要な時代◆
◆相手をコントロールしない、過度な謙遜をしない◆
◆ときには「言わない」という選択をしてもいい◆
「アサーティブ」とは「自分を主張する」という意味ですが、ここでは、「相手を尊重しながらも自分自身の意見を伝える」ということ。
在宅勤務が増えて、オンラインやメール主体のコミュニケーションが増えると、発言がしにくかったり、顔が見えないことによる攻撃的なコミュニケーションが増える可能性が高まってきます。アサーティブ・コミュニケーションの考え方は以前から日本に導入されていましたが、いま改めて、そのニーズが増していると言えるでしょう。
『日経文庫 アンガーマネジメント』の著者が、怒りをうまくコントロールした先にあるコミュニケーションとして、アサーティブ・コミュニケーションの考え方と実践法を語ります。
攻撃的にならずに主張を伝えるには?
攻撃的な相手への伝え方とは?
ビジネスシーンでのケース別対応例を多数掲載!
とだ くみ:立教大学文学部卒業後、株式会社服部セイコー(現 セイコーホールディングス株式会社)にて営業、音楽業界にて社長秘書を経て2008年にアドット・コミュニケーション株式会社を設立。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。研修講師として民間企業、官公庁の研修・講演の講師の仕事を歴任し、登壇数は4,000 回を超え、指導人数は20 万人に及ぶ。主著に『アンガーマネジメント』など
テレワーク本質論 企業・働く人・社会が幸せであり続ける「日本型テレワーク」のあり方
著:田澤由利
テレワークを成功に導く10カ条とは?
実践のポイントから今後の展望まで
日本のテレワーク第一人者が徹底解説!
たざわ ゆり:上智大学非常勤講師。上智大学卒業後、シャープ(株)でパソコンの商品企画を担当。2008年、日本初のテレワーク専門コンサルティング会社(株)テレワークマネジメントを設立。民間企業等へのテレワーク導入・活用支援や、国や自治体のテレワーク普及事業等を広く行う。2021年公益財団法人通信文化協会/前島密賞ほか受賞多数